東急不動産（株）は26日、「起業とオフィスに関する調査」結果を発表した。30～54歳の会社員経験のある起業家男女600人を調査。調査期間は8月9～14日。
シェアオフィス、賃貸オフィス、他社オフィスの間借りを含めてオフィスを借りてビジネスをしている人に、ビジネスは軌道に乗っているかを聞いたところ、「はい」と回答したのは71.5％に及んだ。一方、「自宅（カフェなどの利用を含む）」との回答者に同様の質問をしたところ、「はい」の回答は49.9％と差が開いた。
なお、「軌道に乗っていない」との回答者に現状のオフィス環境に満足しているかを質問した結果、62.3％が「満足していない」と回答している。
整ったオフィス環境がビジネスに良い影響を与えると思うかについては、「影響を与える」との回答者が85.1％となり、ビジネスを軌道に乗せるためにも、オフィス環境の整備は重要であると考えられていることが分かった。
オフィスを選ぶ際に重視したことについては、「集中できる環境が得られること」（43.8％）がトップに。以下「交通の便、通勤時間の短さ」（33.2％）、「ビジネスに有利な立地」（27.5％）と続いた。