東急不動産ホールディングス（株）と東急リバブル（株）は、10月より東京都内の賃貸マンションでIoTを活用したスマートホームサービス「Taskus（タスカス）」の実証実験を開始すると発表した。
東急リバブル（株）の100％子会社のリバブルアセットマネジメント（株）が開発する自社所有賃貸マンション「リバーレ東新宿」にて実施する予定。同マンションは、イッツ・コミュニケーションズ（株）が提供するスマートホームサービス「インテリジェントホーム」と「Google Home」を連動。さらに、顔認証によるエントランスのオートロック解錠システムを導入したリバブルアセットマネジメントのIoT住宅の初弾。
今回の実証実験では、入居者が不在時の家事代行サービスや、宅配サービスの荷物を玄関の中に置くサービス等の提供を目指す。
実験では、作業者が実験モニターの自宅に出向き、スマートフォンアプリで自宅玄関のスマートロックを解錠し入室。実験モニターはウェブカメラの映像を通じて作業者の入室を確認し、その後、作業者が掃除や家事代行サービスを行なう。
初回の実験では、実験モニターに立ち会ってもらい、不在時を想定した実証実験とすることで実験モニターの不安を払拭しつつ、「Taskus」サービスやIoT技術に対する率直な意見・感想をもらうことで、今後のサービス向上につなげていく。
また、代表的な家事代行サービスとしてキッチン・トイレ等の掃除を体験してもらうことで、同サービスが安心・安全であることを体験してもらう。