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断熱性・耐震性高めた富裕層向け新商品/大和ハ

「xevoΣ PREMIUM」モデルルーム外観
耐震性能を強化し、さらなる大開口を実現。室内に段差を設けることで、天井高3m以上の空間も創出した

 大和ハウス工業(株)は1日、鉄骨住宅商品「xevoΣ PREMIUM(ジーヴォシグマプレミアム)」を北海道・沖縄を除く全国で販売開始した。

 ターゲットを富裕層に設定し、2014年1月に発売した「xevoΣ」を上回る商品として開発。1階部分のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST」の枚数を増やし構造躯体を強化した「持続型耐震xevoΣs」を標準仕様とし、耐震等級3の1.5倍の強度を実現。また、厚さ184mmの4層断熱を装填した外張り断熱通期外壁と、新高断熱アルミ樹脂複合サッシの採用により、業界最高水準の断熱グレード仕様を標準装備。「xevoΣ」の1.6倍の開口部面積でも、ZEH基準をクリアできる。

 デザイン面では、天井高2m72cmにまで達する大開口に合わせ、高天井仕様のサッシやドアを開発。室内天井から軒天井までの素材・デザインに一体感を持たせる「グランフルデザイン」を採用し、「xevoΣ」を超えるスケール感と開放感を創出した。

 坪単価は約90万~120万円。2018年4月1日より東京・大阪・名古屋の展示場でプレ販売を実施。7・8月は月10棟ほどの契約があり、受注価格は平均で約6,000万円。それを基準価格とし、郊外に限定せず、都心部に住む富裕層の住み替え・建て替えニーズに訴求する。今後は月50棟ほど契約し、年間600棟を販売目標とする。


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