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景気DI、不動産は2ヵ月ぶり低下/TDB

 (株)帝国データバンク(TDB)は3日、2018年9月の「TDB景気動向調査」の結果を発表した。調査対象は2万3,101社、有効回答数は9,746社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は、49.4(前月比0.1ポイント低下)で、3ヵ月ぶりに悪化した。相次ぐ災害によって被災地域を中心に景況感が悪化した一方、旺盛な建設需要が下支えした。

 業種別にみると、10業界中4業界が改善し、6業界が悪化した。「不動産」は50.7(同0.4ポイント低下)で2ヵ月ぶりの低下。今年4月以降、51前後での推移が続いている。「建設」は53.8(同0.7ポイント上昇)で5ヵ月連続の改善となった。

 企業規模別では、「大企業」が51.4(同0.2ポイント低下)、「中小企業」は48.9(同0.1ポイント低下)、「小規模企業」は48.4(同変化なし)。「小規模企業」は横ばいだったものの、「不動産」では物件価格の高止まりや金融機関の融資厳格化が悪材料となった。


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