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西船橋に宿泊可能な住宅展示場/ポラスG

モデル棟外観。左から「ポウハウス」(木材を基調とした和モダンなデザイン)、「北辰工務店」(低価格な注文設計、趣味を重視するファミリー層向け)、「モクハウス」(ローコスト住宅として一次所得者などに訴求)

 ポラスグループで注文住宅を手掛けるポラテック(株)とグローバルホーム(株)は8日、9月8日にオープンした同グループ初となる単独展示場「体感すまいパーク船橋」(千葉県船橋市)のメディア向け見学会を開催した。

 JR総武線ほか「西船橋」駅から車で約5分の場所に立地。敷地面積は約2,793平方メートル。事務所棟には土地仲介部門・工事部門・アフターサービス部門を設置。また同棟2階には、インテリアショールームを設け、照明・家具・カーテンなどのトータルコーディネートを実施、ワンストップサービスとして提供する。
 特に仲介部門には、営業経験の豊かなベテラン社員を配置し、契約の取り逃がしを防ぐ。オープンから222組が来訪。ホームページからの予約が42組で、実際の相談が5件あり、そのうち2件が成約した。

 事務所棟に隣接して、コンセプトの異なる4棟のモデルハウスを併設。いずれも宿泊体験を可能とする。また、これまで展示場に足を運ばなかった20~30歳代の一次所得者を視野に入れ、高級路線ではなく日々の生活がイメージできるようなローコスト・中価格帯の住宅ブランドを取り揃えた。なお、2019年3月までに4ブランドで40棟の販売を目標とする。

 ポラテック(株)取締役・木造住宅事業部専業部長の森田昭廣氏は、「お客さまはインターネットで情報収集し、総合展示場はその情報確認の場となっている。そうした流れに合わせて、今回宿泊を可能としたモデルハウスを設け、実際に体感したいというお客さまのニーズに応えた。先行して当エリアで事業展開を行なっていた分譲住宅部門との連携を取り、ここを拠点に、さらなる販売促進に向けてブランドイメージを定着させていきたい」と抱負を述べた。

モデル棟「ハスカーサ」(2×6工法、無垢材を使用した高級感のあるデザイン)


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