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不動産流通実務検定、受検者数を4~5倍に

「不動産流通実務検定“スコア”推進協議会」の第1回会合の様子

 (公財)不動産流通推進センターは、「不動産流通実務検定“スコア”」の受検者数増加等に向けて、不動産流通会社や団体などからなる「不動産流通実務検定“スコア”推進協議会」を発足した。

 同制度は、不動産流通業における実務能力を総合的に判定する仕組みとして、2015年5月にスタート。1,000点満点で150分以内に100問を応える形式。これまで5回実施。1回当たり平均で約1,000人が受検している。

 10月5日に同協議会を発足。同会には正会員として、これまで同制度を活用していた三井不動産リアルティ(株)(発起人代表)や東急リバブル(株)といった大手の不動産流通会社12社、賛助会員には(公社)全国宅地建物取引業協会連合会、(公社)全日本不動産協会をはじめとした不動産業界団体6団体が参加。オブザーバーとして国土交通省も参加する。「業界におけるスコアの認知度向上や利用推進に向け、『応援団』のような存在であってほしいと考えています。活用方法に関する情報提供や意見を都度頂戴していきます」(同センター教育事業部長・真鍋茂彦氏)。

 同協議会からの意見等をもとに制度のブラッシュアップを進めるとともに、同会会員における利用促進を図ることで1回当たりの受検者数を約4,000~5,000人に引き上げたい考え。


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