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THEグローバル社、京都に「分散型ホテル」

「麩屋町通I」のエントランス

 (株)THEグローバル社は15日、同社グループが開発・運営を手掛けるディスパースト(分散型)ホテル「ENSO ANGO(エンソウ アンゴ)」をオープンした。

 「分散型ホテル」とは、レストランやバー、フィットネスジムなどの共用施設を複数の施設に分散して配置し、宿泊客が回遊しながらそのエリアを楽しむというコンセプトのホテル。複数ホテルの一括運営ができ、ホテル棟数を増やすことで施設の充実・効率化を図れるビジネスモデルでもある。

 「ENSO ANGO」は、京都市下京区と東山区の阪急京都本線「河原町」駅の最寄りに5棟(麩屋町通I、II、大和大路I、富小路通I、II)を開設。合計室数は229室となる。「麩屋町通I」にはライブラリー、「富小路II」にレストランやバーを設置するなど、各施設それぞれに共用施設を設け、宿泊客に必要に応じて各施設を回ってもらう。

 (株)グローバル・エルシードが開発。運営は(株)グローバル・ホテルマネジメントおよびグローバル・ホテルマネジメントとサキア・ホスピタリティ(株)の合弁会社であるアンゴホテルズ(株)が担う。

「富小路通II」に開設したレストラン


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