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WEB入居申し込みサービスを導入/東急住宅L

 東急住宅リース(株)は18日より、WEB入居申し込みサービスを本格導入する。

 従来は、入居希望者が同社指定の申込書へ手書きで必要事項を記入、不動産仲介会社がFAXで同社に申込書を送付していた。同社は6月にグッドルーム(株)(東京都渋谷区、代表取締役:小倉弘之氏)が開発した「conomy(コノミー)」を導入し、一部の不動産仲介会社とのやりとりで活用していたが、今回対象不動産仲介会社を拡大する。

 不動産仲介会社がコノミ―へログイン、物件名と入居希望者のメールアドレスを登録すると、入居希望者のメールアドレスへ専用申し込みフォームを送付。入居希望者が必要事項を入力し、同社が申し込みを受け付ける、という流れとなる。審査書類等の登録は入居希望者が行ない、入居審査後、結果はWEB上で通知される。

 不動産仲介会社にとっては、審査結果が出るまで原則として同社とのやりとりが発生しないため、ペーパーレス化の実現、記入漏れなどの確認作業、FAXによる書類の受け渡しといった業務を削減でき、入居審査のスピードアップにもつながる。

 同社では、現在WEB入居申し込みサービスと同社基幹システムとの連動を進めており、将来的には現在は手入力である契約書記載事項の登録について、データからの自動取り組みを可能とする。

 またアットホーム(株)が開発に着手したWEB入居申し込み実用化に向け、開発の支援も行なっており、実用化した際には、アットホームが運営するサイト「ATBB」にWEB入居申し込みシステムの入口を設ける予定。


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