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三栄建築設計中計、戸建分譲事業を積極展開

 (株)三栄建築設計を親会社とするメルディアグループは26日、中期経営計画「MELDIA ACTION PLAN2021」(19年8月期~21年8月期)を策定した。

 同社グループの主力事業である戸建分譲事業において、三大都市圏(首都圏・中京圏・関西圏)でのシェア拡大を経営戦略の主軸とし、各子会社の拡大および19年8月期から業績に寄与する海外事業を含め、グループ全体で拡大を図る。

 戸建分譲事業では、長期計画5,000棟に向け供給棟数の拡大を目指す。不動産仲介事業については、100%子会社である(株)メルディアリアルティの出店を加速。年間3店舗のスピードで出店する。
 国内投資事業は、100%子会社の(株)MAI(Meldia Asset Investment Co.,Ltd.)による、国内優良不動産の確保と迅速な販売網を確立。不動産私募ファンドの組成運営など、新規事業にも参入する。海外不動産事業については、現在参画している進行中プロジェクトの確実な回収とともに、ベトナムを中心としたASEAN圏でのプロジェクトに積極参画。アメリカでの開発拡大も図り、日本の富裕層向けアメリカ不動産投資サービスを開始する。
 併せて、ホテル事業の拡大と積極的な人材採用にも注力していく。

 これら施策により、最終年度の21年8月期は、売上高1,500億円、経常利益125億円、経常利益率8.3%を目指す。


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