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タイを基盤にアジアへ本格進出/ハウスドゥ

「アジアへの出店を本格化する」と話す安藤社長

 (株)ハウスドゥ(東京都千代田区、代表取締役:安藤正弘氏)は7日、同社が展開する売買仲介フランチャイズチェーンの全国大会をホテル ナゴヤ キャッスル(名古屋市西区)で開催。過去最高となる約1,700人が参加した。

 10月末時点での加盟店舗数は565店舗と、目下の目標であった500店舗を達成。8月には海外初店舗としてハワイへ出店。「今後は、アジアを中心とした海外出店を本格的に推進する。タイを基盤に進めていく」(安藤氏)とした。タイでは、FC展開のほか、現地企業との合弁会社設立も計画する。同氏は「タイでは既存住宅流通市場がまだまだ発展途上であると感じた。買取リノベ再販ビジネスを展開していきたい」と話した。

 加盟店に向けては、売買仲介業務で地域ナンバーワンを目指すことが重要であると説明。地域密着で安心される窓口の設置、さまざまな案件に対応できる能力の向上、購入見込み客の囲い込み、営業エリアの取引情報の蓄積等を重点項目として取り組むことを推奨した。

 また、昨年12月に立ち上がった賃貸フランチャイズ「レントドゥ!」への加盟や今年6月に本格始動した空室の時間貸しサービス「タイムルーム」の実施の拡大も目指す。「これらサービスに加えて、リフォーム、買取再販、ハウス・リースバックや金融機関との連携によるリバースモーゲージの提案強化など、多様な商品をうまく活用してほしい。新婚世帯から老後まで、顧客と生涯お付き合いができるワンストップサービス体制が構築できる」などと述べた。


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