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ホームステージャー、5年後に1万名目指す

交流会の模様

 (一社)日本ホームステージング協会は26日、学士会館(東京都千代田区)で4回目となるホームステージャー交流会を開催。ホームステージャーや法人会員関係者など約110名が参加した。

 交流会では、2018年の活動報告と今後の活動方針が説明された。同協会が講座受講者に対して認定している「ホームステージャー」は、ホームステージングの認知度向上と参入業種の増加から、2級認定者が2,527名(17年:1,759名)、1級152名(同:87名)と引き続き増加。法人会員も20社から42社へ増加した。また、地域ごとに講師を担える人材を育成する認定講師制度を稼働。8名を認定した。ホームステージングに関するデータの蓄積を目的とした「ホームステージング実態調査(ホームステージング白書)」も、昨年に続いて12月1日に発表する。

 交流会で挨拶した同協会代表理事の杉之原 冨士子氏は「われわれは、17年を“ホームステージング元年”と位置付けたが、18年はさまざまな業種がホームステージングに参入したほか、首都圏から地方へと広がりをみせ、売買から賃貸、リフォーム、在宅と幅が広がるなど“ホームステージング成長期”だったといえる。今後も、ホームステージングを住む人の暮らしの価値を上げるビジネスとして普及させていきたい。5年後をめどに1万名のホームステージャーを輩出したい」と抱負を述べた。

 また交流会では、「第3回ホームステージコンテスト」の表彰式も行なわれた。応募総数82点を、「売買」「賃貸」「リフォーム」「在宅」の4つのカテゴリーで審査。それぞれのカテゴリーでグランプリと準グランプリを選出した。


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