(株)ハウスドゥは12月1日、家賃滞納が発生した場合、同社がオーナー・不動産会社に家賃を立て替え払いする「賃貸保証サービス」を開始する。
同社では、連帯保証人の保証極度額等を規定した改正民法の施行を2020年に控え、保証会社の利用拡大を見込んでいる。そこで、同社でも賃貸保証サービスを導入することで、今後の需要拡大に備える。
入居者の職業・国籍・年齢等に関わらず利用できるため、連帯保証人が見つけづらい外国人労働者や高齢者にも使いやすいサービスとなっている。オーナーにとっては、家賃滞納リスクの軽減やキャッシュフローの安定だけでなく、入居者の与信調査によって属性情報を把握できるメリットがある。
保証対象は居住用・事業用物件で、月額賃料等の24ヵ月分を賃貸借契約の開始日から終了日まで保証。保証内容には月額賃料等だけでなく、明け渡し訴訟費用、原状回復費用等も含む。保証料金は契約時に月額賃料の60%、月次保証料は月額賃料の1%。
直営店の管理物件や自社保有物件を中心に提供をスタート。順次、賃貸フランチャイズ「RENT Do!(レントドゥ)」加盟店へサービスを拡大していく。