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「道の駅」にロードサイドホテル/積水ハ

「Trip Base 道の駅プロジェクト」イメージ

 積水ハウス(株)とマリオット・インターナショナルは28日、地方創生事業として「Trip Base 道の駅プロジェクト」を展開すると発表した。

 インバウンド需要が高まる中、外国人宿泊者の約40%は地方に宿泊している一方で、地方の宿泊施設不足が課題となっている。そこで、年々登録が増加している「道の駅」に注目。これまで通過点もしくは休憩地点だった「道の駅」を、地域の観光資源をつなげる新たな拠点とすることで、地域活性化の一助になることを目指す。

 “未知なるニッポンをクエストしよう”をコンセプトに、全国各地の「道の駅」に隣接したロードサイド型のホテルを展開。マリオット・インターナショナルが展開しているホテルブランド「フェアフィールド・バイ・マリオット」を、積水ハウスが工業化住宅のノウハウを生かし設計・建築する。
 同社と、みずほフィナンシャルグループや地方創生ファンド等が出資する同プロジェクト専用のSPCを設立。ホテルの運営はマリオット・インターナショナルが担当する。

 ホテルは宿泊特化型で、食事やお土産などは道の駅をはじめとした地域の店舗で購入してもらう仕組みとする。

 ファーストステージとして、2020年の秋以降に5府県(栃木・岐阜・三重・京都・和歌山)で15施設約1,000室をオープンする。セカンドステージ以降については、すでに地方自治体との提携が済んでおり、立地を検討中。さらに10道県での展開を見込んでいる。 

 同日開催したプロジェクト説明会において、積水ハウス代表取締役社長の仲井嘉浩氏は、「旅行地では“コト”消費型に移行してきており、日本国内にはたくさんの観光資源が眠っている。地元の観光事業者と自治体、そしてレンタカー事業者など地元とのつながりを創出するアライアンスパートナーと連携することで、地方創生・地域活性化の一助となれば」と話した。

署名式を執り行なう、積水ハウス代表取締役社長の仲井嘉浩氏とマリオット・インターナショナル アジア太平洋社長兼マネージングディレクターのクレイグ・スミス氏


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