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名古屋のスマートタウン内に分譲M/三井不レジ

完成予想CG。同物件は画像右側

 三井不動産レジデンシャル(株)は13日、分譲マンション「パークホームズ LaLa 名古屋みなとアクルス」(名古屋市港区、総戸数265戸)のモデルルームをオープンすると発表した。

 2015年5月から東邦ガスグループが開発を進めているスマートタウン「みなとアルクス」内で開発中の物件。

 名古屋市営地下鉄名港線「東海通」駅から徒歩4分。18年9月に開業した「ららぽーと」に隣接する。敷地面積約1万5,032平方メートル。鉄筋コンクリート造地上10階建て。住戸は南向き中心で、間取りは3LDK・4LDKで全27タイプ。専有面積は70.43~95.71平方メートル。開放感のあるセンターオープンサッシの採用を始め、ウォークインクローゼットなどの収納を充実させる。

 共用部として「キッズルーム」「パーティールーム」などの施設を用意。キッズルームは玩具会社のボーネルンドとコラボレーションし、知育の観点から遊具の選定等を行なう。

 また、同物件は、同エリアで初めて国土交通省の「サステナブル建築物先導事業(省O2先導型)」(集合住宅部門)採択事業となった。HEMSと「みなとアクルス」の「CEMS(コミュニティ・エネルギー・マネジメント・システム)」を連動することにより、マンションと周辺エリアで一体的な電力供給・省エネを実現。また、全戸に設置した固体酸化物形燃料電池(SOFC)のエネファームと「CEMS」も結ぶことで、余剰な電力を東邦ガスが買い取り「みなとアクルス」のエネルギーセンターを経由し、エリア内の商業施設やスポーツ施設等に融通する点等が評価された。こうした取り組みは国内初。

 4月27日のホームページ開設以来、資料請求件数は半年間で1,200件に上る。モデルルームオープンは19年1月19日。第1期販売は同年1月下旬に行なう予定。販売予定価格は2,890万円~4,790万円。最多販売価格帯は3,300万円台。販売戸数は未定。

 20年8月に竣工。入居は建物南東棟、東棟が20年5月、南西棟は同年12月の予定。


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