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都心5区ビル空室率、3ヵ月連続で最低値更新

 三幸エステート(株)は13日、2018年11月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル(基準階貸室面積200坪以上)のマーケットデータを公表した。

 東京都心5区の空室率は0.67%(前月比0.06ポイント減)と、統計開始以来の最低値を3ヵ月連続で更新した。竣工が近い建築中ビルではテナント誘致が順調に進んでいるケースが多く、今後も極めて低い水準で推移する可能性が高い。現空面積は3万8,757坪(同3,320坪減)と、統計開始以来初となる3万坪台に低下した。

 1坪当たりの募集賃料は2万9,220円(同184円増)と2ヵ月連続で上昇。過去1年間では5.2%の上昇となり、5年にわたる市況回復が緩やかなペースで続いている。募集面積は30万5,659坪(同5,114坪減)となった。

 全国6大都市の空室率は、東京23区0.9%(同変動なし)、札幌市2.0%(同変動なし)、仙台市4.3%(同0.2ポイント減)、名古屋市2.3%(同0.1ポイント減)、大阪市1.7%(同変動なし)、福岡市1.6%(同0.3ポイント減)。


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