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仙台で2棟目のオフィスビル開発/東京建物

「(仮称)仙台花京院プロジェクト」完成予想図

 東京建物(株)は19日、新築オフィスビル「(仮称)仙台花京院プロジェクト」(仙台市青葉区)を着工した。仙台中心部における中規模以上の新築オフィスビル供給は約3年ぶり。同社としては2009年に竣工した「東京建物仙台ビル」以来2棟目の仙台市内でのオフィスビル開発となる。

 JR「仙台」駅より徒歩6分で、敷地面積は860.09平方メートル。建物は鉄骨造地上9階建て、延床面積は約5,800平方メートル。最高高さは42mの予定。1階が店舗で、2~9階はオフィス。オフィスは1フロア約150坪の整形無柱空間で、最大5分割、最小面積15坪から利用できるようにし、多様なオフィスニーズに応えていく。

 正面には花京院緑地が広がる恵まれた環境に立地で、緑地に面した側をガラス張りにすることで開放的な就労環境を提供。屋上にはテナント向けのテラスを設け、ビル内のワーカー同士の交流も促す。

 建築基準法で定められた耐震基準の1.5倍相当の耐震性を確保しつつ、2回線受電方式や72時間運転可能な非常用発電機などの災害対策を採用。また、Low-EガラスやLED照明といったエコ対応製品の採用によって、「CASBEE」Aグレード相当の環境性能も備えた。


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