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新築戸建て、平均成約価格はプラスに

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は20日、同社ネットワークにおける、2018年11月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建の登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,588万円(前月比1.9%下落)で、3ヵ月ぶりのマイナスとなった。前年同月比では0.8%上昇し、15ヵ月連続のプラス。

 成約価格は3,598万円(同2.4%上昇)で再びプラスに。東京23区は5,281万円(同2.7%上昇)、東京都下は3,836万円(同1,1%上昇)。神奈川県は3,786万円(同1.3%上昇)と、価格レベルの高い横浜市の占める割合上昇等により、平均価格が2ヵ月連続で過去最高を更新した。埼玉県は3,088万円(同3.7%上昇)、千葉県は2,814万円(同0.7%下落)。

 登録価格指数は102.7(同2.0ポイント下落)。成約価格指数は101.6(同2.4ポイント上昇)で再びプラスとなった。

 既存マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,627万円(同4.0%下落)、前年同月比も1.2%下落し、再びマイナスとなった。

 成約価格は2,631万円(同3.3%下落)と3ヵ月ぶりのマイナスに。地域別では、東京23区が3,751万円(同横ばい)、東京都下は2,101万円(同11.1%下落)、神奈川県は2,264万円(同1.6%下落)、埼玉県は1,894万円(同8.4%上昇)、千葉県は1,610万円(同7.7%上昇)となった。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が123.1(同5.1ポイント下落)。成約物件は132.1(同4.5ポイント下落)と3ヵ月ぶりのマイナスに。


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