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日管協東京都支部の新年会に500名超

「賃貸住宅管理業の法制化の実現と賃貸不動産経営管理士の国家資格化に向け取り組んでいく」と挨拶した塩見支部長

 (公財)日本賃貸住宅管理協会東京都支部(支部長:塩見紀昭氏)は15日、京王プラザホテル(東京都新宿区)で新年会を開催。支部会員を中心に500名超が参加した。

 冒頭挨拶した塩見支部長は、「当協会の目指すところは、賃貸住宅管理業の法制化の実現と賃貸不動産経営管理士の国家資格化。この2本柱をしっかりと推進する。改正住宅セーフティネット法の施行で、住宅弱者に対し、われわれ賃貸管理業がどう臨むかが大きなテーマとなる。会員一丸となって取り組んでいきたい」などと抱負を述べた。

 引き続き、来賓として挨拶した国土交通省住宅局住宅総合整備課賃貸住宅対策室室長の川合紀子氏は「昨年は日本各地で災害が発生し、その際には日管協の皆さまに『みなし仮設住宅』の提供で尽力いただいた。年末に入国管理法の改正があり、それを受け、外国人との共生社会の実現に向けた総合的対応策も決定した。日本人と外国人が安心してお互いに暮らしていくことができる社会をつくるため、国土交通省としても現在いろいろと知恵を絞っているところ。この点についても、日管協の皆さま方にはご協力いただきたい」と話した。


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