野村不動産（株）は17日、シンガポールの不動産仲介会社Tokio Property Service Pte Ltd（TPS社、代表者：高野 徹氏）と資本提携契約を結んだ。TPS社の株式を50％取得し、持分法適用会社として経営に参画する。
同社の仲介・CRE部門は、日本へのインバウンド不動産投資ニーズに対応するため、2015年にTPS社と業務提携。今後、より一層の活発化が予想される東南アジアからの不動産投資ニーズに対応していく。併せて、日本国内投資家のアウトバウンド投資への対応や、日本企業の海外進出時の各種情報発信機能強化も進める。
今後、TPS社と香港現地法人のNOMURA REAL ESTATE HONG KONGを拠点として、アジア圏での仲介・CREビジネスの充実・拡大を目指す。また、アジア圏での同社不動産開発事業とも連携していく方針。