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ホテル会員権事業の強化へ/日本ハウスHD

 (株)日本ハウスホールディングスは18日、2018年10月期決算(連結)の決算説明会を開催した。

 当期(17年11月1日~18年10月31日)の業績については、過去のニュースを参照。
 主力の住宅事業では、創業50周年記念事業として、戸建住宅部門で新たな商品提案を行ない、受注高実績前期比8%増を達成。ホテル事業では、新規オープンや会員権事業「みやび倶楽部」の開始など事業強化に努めたが、「期中に起きた災害による工期の遅延や、ホテル事業における宿泊単価の引き上げなどが影響し、減収減益となった」(同社代表取締役社長・成田和幸氏)と語った。

 次期(19年10月期)は重点施策として、営業体制の強化やイベント・広告展開に注力する計画。住宅事業では、消費増税を前にしたリフォームフェアを実施。ホテル事業では、会員権事業で会員数の増加を目指す。同氏は、「ホテル事業は、2年ほど前から経営改革を開始。ターゲット層の変更に向けてサービス品質の向上を図った結果、徐々に稼働率も上がってきている。また閑散期対策のため、会員権事業も開始しており、今後法人会員の獲得に取り組んでいく」などと述べた。


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