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生活不安度指数、2調査連続の改善

 (一社)日本リサーチ総合研究所は18日、2018年12月の消費者心理調査(CSI)結果を発表した。消費者(18~79歳)による今後1年間の見通し判断を調査したもので、調査期間は2018年11月30日~12月12日、有効回収票は1,157。

 消費者の景気、雇用、収入物価に対する見通しの変化を反映した消費者心理の指標「生活不安度指数」は116と、前回調査(10月)の121から低下。2調査連続で改善し、98年8月水準まで回復した。

 国内の景気見通し指数は64で、前回(62)よりわずかに上昇し、2調査連続の改善。雇用の先行きは「不安」(50.8%)が減少。一方、「不安なし」(45.6%)を上回ったが、94年12月水準を回復した。

 収入の先行きは「増える」(15.0%)がやや増加。「変わらない」(51.9%)が減少、「減る」(23.6%)はやや減少。「増える」は1年間で最も高い割合だった。

 今後1年間、商品等を購入するのに「良い時」か「悪い時」かについて尋ねた購買態度指数は、「不動産」(94→93)とやや弱含み。「自動車」(104→100)、「耐久財」(117→112)は改善している。


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