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御茶ノ水で老朽ビルを賃貸住宅に建て替え

「ヒューリックレジデンス新御茶ノ水」外観

 ヒューリック(株)は23日、「昭栄駿河台ビル」を老朽化に伴って建て替えた賃貸住宅「ヒューリックレジデンス新御茶ノ水」(東京都千代田区、総戸数87戸)の竣工を発表した。

 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅徒歩1分に立地。敷地面積は489.27平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造地上14階建て、延床面積は3,696.68平方メートル。

 1階に約30坪の店舗を設け、2~14階をシングル・ディンクス向けのコンパクトタイプの住戸とした。専有面積は25~50平方メートル、間取りは1K~2LDK。住宅部分については(株)コスモスイニシアに一括賃貸する。

 外観はバルコニースラブ、ガラス手すり、袖壁フレームをモノトーンカラーで構成。コントラストを付けることでシャープなデザインとした。低層部には壁面緑化や自然石等で素材感を演出している。内装は暖かみのある空間を目指し、エントランス部分は時間帯によって照度が変化する光壁を採用した。

 14階には屋上緑化テラスを設置して居住者のコミュニティ形成に役立てるほか、メンテナンスの容易な外装材や高い耐震性、72時間対応の非常用発電機など、安心・安全にも配慮している。


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