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湾岸タワマンが人気継続/マーキュリー調査

 (株)マーキュリーは24日、不動産業界の関心を集めた「2018年 新築マンション人気ランキング」を発表した。同社が提供するコンテンツ「マンションカタログ」より、18年の1年間に閲覧された新築マンションのパンフレット閲覧数をポイントに換算したもの。

 ランクインした物件の地域割合をみると、最も多かったのは港区の10物件。その割合は27%で、全体の約3割を占めている。次いで、千代田区が5物件、江東区・中央区が4物件。20階建て以上のタワーマンションは15物件、総戸数200戸以上の大規模マンションは17物件、そのうち6物件は1,000戸超のマンションだった。
 17・18年の2年間を初回分譲年とするマンションが半数以上を占めたが、05・06・08年と10年以上前に分譲されたマンション3物件もランクイン。いずれも湾岸エリアに建つタワーマンションで、同社は「東京オリンピックに向け急ピッチで開発しているエリアに位置しており、その影響から注目度が高まっている」とした。

 また、億ションをはじめとする高額物件が11物件ランクインした一方で、1R・1LDK中心のコンパクトマンションも5物件がランクイン。中でも、台東区は19年の共同住宅供給数が23区内で最も多く、その多くはコンパクトマンションの予定。


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