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既存マンション価格、停滞感に変化の兆し

 (株)東京カンテイは29日、2018年12月度の「中古マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの中古(既存)マンション流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。

 同月は「晴」が15地域(前月8地域)に増加し、3ヵ月ぶりに最多となった。「雨」は4地域(同12地域)に、「曇」も7地域(同10地域)と減少した。「小雨」は10地域(同4地域)、「薄日」は11地域(同13地域)となった。

 全国で天候が改善したのは23地域(同5地域)と大幅に増加。横ばいは23地域(同26地域)、悪化したのは1地域(同16地域)で大幅に減少した。

 三大都市圏と地方中枢4都市はすべて強含みで推移しており、長く続いていた価格動向の停滞感に変化の兆しがみられた。


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