近鉄不動産（株）は1日、「新橋」駅を最寄りとするオフィスビル「汐留スペリアビル」および「橋善ビル」（東京都港区）を取得したと発表した。近鉄グループ経営計画の重点テーマである「不動産事業の強化」に基づく首都圏エリアでの事業拡大に向けたもの。
「汐留スペリアビル」は、敷地面積162平方メートル、鉄骨造地上9階地下1階建て、延床面積約1,200平方メートル。1992年築。「橋善ビル」は、敷地面積268平方メートル、鉄骨鉄筋コンクリート造地上9階地下1階建て、延床面積約2,100平方メートル。89年築。両ビルとも、同社が2017年4月に取得した「近鉄銀座中央通りビル」に隣接している。
同社は今後も、東京都心3区での賃貸優良資産の取得を進めていく。