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東日本大震災復興イベント開催/東急コミュ

被災地3県の物産品を紹介するコーナーでは法被を羽織った担当者が販売
福島県の高校生が情報紙を手に生産現場の思いを伝えた

 (株)東急コミュニティーは20日、PFI事業として管理運営を受託している参議院議員会館において、東日本大震災被災地復興支援イベントを開催した。

 東日本大震災被災地の復興啓発活動支援を目的に、2015年より行なっているもので、今年で5年目となる。

 被災地3県(岩手県・宮城県・福島県)の物産品を紹介・販売するコーナーを設けたほか、食堂では被災地産食材を使った東北3県のご当地メニューを提供。会場では、福島県の高校生が、自分たちで編集した情報紙「高校生が伝えるふくしま食べる通信(発行:あすびと福島)」と「大槌食べる通信(発行:NPO法人アラマキ)」を手に、被災地の一次産業の現在について来場者に発信。被災地の農家を取材した話や、生産現場の思いを伝えた。

 会場を訪れた復興大臣・福島原発事故再生総括担当の渡辺博道氏は「今年で5年目を迎えた復興支援イベントは、復興支援の絆を風化させないため、継続的な情報発信が必要と考え行なっている。今回、生産者と消費者を結ぶ役割を高校生が務めてくれたのは喜ばしいこと。風評被害の改善等につながるよう、今後も復興支援を引き続き行なっていく」とコメントした。

 イベントは21日まで開催している。


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