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日本橋の新オフィスに顔認証セキュリティ

 三井不動産(株)は21日、同社が19年8月に移転する「日本橋室町三井タワー」の入居フロアに、顔認証技術を活用した入退セキュリティを導入すると発表した。

 同システムは、同社とパナソニック(株)の共創によるもの。専有部執務室への入口扉およびエレベーターホールのセキュリティゲートに専用機器を設置し、顔認証を行なう。顔情報は写真で一括登録が可能なため、管理者の負担が少ないほか、カード紛失による再発行コストの削減などにもつながるという。

 なお、同システムの導入に先立ち、同社が入居中の「銀座六丁目-SQUARE」(東京都中央区)の従業員用カフェテリアで、顔認証技術を活用した決済システムの実証を行なう。期間は19年4~6月。今回の顔認証によるセキュリティシステムの導入および決済システムの実証により、その知見・ノウハウを蓄積。今後のまちづくりやオフィス設計事業に生かす。

セキュリティゲート専用機器


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