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首都圏の新築戸建て成約価格、2ヵ月連続下落

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は28日、同社ネットワークにおける2019年1月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての平均成約価格は、首都圏で3,447万円(前月比3.1%下落)と2ヵ月連続のマイナスとなった。地域別では、東京23区が5,076万円(同1.2%上昇)、東京都下は3,783万円(同2.0%下落)、神奈川県は3,637万円(同1.0%下落)、埼玉県2,979万円(同1.6%下落)、千葉県2,770万円(同0.1%下落)と、23区を除いて下落。前年同月と比べると、価格上昇傾向が続いているものの、上昇の鈍化傾向もみえてきた。

 09年1月を100として算出した成約価格指数は97.3(同3.2ポイント低下)と、2ヵ月連続のマイナスとなった。

 既存マンションの成約価格は2,643万円(同3.3%下落)。地域別では、東京23区が3,718万円(同2.1%上昇)、東京都下2,361万円(同0.3%上昇)、神奈川県2,403万円(同2.0%下落)、埼玉県1,856万円(同5.6%下落)、千葉県1,773万円(同12.9%上昇)となった。前年同月比では、首都圏平均で10.3%下落しており、9ヵ月連続のマイナスとなった。

 1戸当たりの成約価格指数は132.7(同4.5ポイント低下)したものの、4ヵ月ぶりに全エリアで100を超えた。また、1平方メートル当たりの成約価格指数は140.4(同10.6ポイント低下)。


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