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2,300世帯を対象に防災訓練開催

 三菱地所レジデンス(株)と三菱地所コミュニティ(株)は10日、「奏の杜」エリア(千葉県習志野市)で大規模な防災訓練を開催した。

 エリアマネジメント組織である(一社)奏の杜パートーズと共同開催。対象は集合住宅6棟・約2,300世帯、および戸建て約100戸で、三菱地所グループが分譲・管理していない物件も含まれる。

 今回は、自宅で被災生活を送る在宅避難を想定した訓練とし、防災井戸水の試飲や仮設トイレを組み立てる訓練、AED訓練などを実施。またVRを活用して帰宅困難な状況を実感を持ってイメージしながら家族との集合場所や自宅でいる人たちでできることを考える「そなえるドリル」ワークショップも行なった。

 同エリアでの防災訓練は、2015年に721戸を対象に初めて開催して以来、今回が5年目となる開催。参加対象は5年間で約3倍にまで増加している。

仮設トイレ組立訓練の様子
VRを活用した「そなえるドリル」ワークショップの様子。災害時、丸の内にいることを想定し、「帰れない」ことを視覚で理解する


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