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首都圏既存マンション価格、わずかに上昇

 (株)東京カンテイは19日、2019年2月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を公表した。

 首都圏は全域でおおむね横ばい~強含みとなり3,725万円(前月比0.4%上昇)と小幅だが、再び上昇した。都県別では、東京都は4,955万円(同0.3%上昇)と小幅にプラス。千葉県でも2,048万円(同0.4%上昇)と再び上昇したことで、前々月の水準を上回った。一方、神奈川県は2,907万円(同0.1%上昇)、埼玉県は2,291万円(同変化なし)では目立った動きはなく、18年12月の水準を下回る状況が続いている。 

 近畿圏は、主要エリアが揃って上昇したため、2,268万円(同0.3%上昇)と再びプラスに。前月、上昇傾向が一服した大阪府では2,477万円(同0.4%上昇)と再び強含んだことで、直近での最高値を更新。兵庫県は1,946万円(同0.8%上昇)だった。

 中部圏平均は1,935万円(同0.2%上昇)、愛知県も2,092万円(同0.3%下落)と、他の都市圏と同じくわずかな変動にとどまっている。


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