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首都圏の新築戸建て成約価格、3ヵ月ぶりに上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は26日、同社ネットワークにおける2019年2月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての平均成約価格は、首都圏で3,478万円(前月比0.9%上昇)と3ヵ月ぶりにプラスとなった。地域別では、東京都下が3,603万円(同4.8%下落)と、前月に引き続き下落したものの、回復傾向にあった神奈川県(3,664万円、同0.7%上昇)・埼玉県(3,061万円、同2.8%上昇)・千葉県(2,820万円、同1.8%上昇)がそろってプラスに転じたことで、首都圏もプラスとなった。また、東京23区は5,098万円(同0.4%上昇)と、やや勢いが鈍化したものの、前月比プラスを維持、前年同月比も3.9%増と、7ヵ月連続のプラスとなった。

 09年1月を100として算出した成約価格指数は98.2(同0.9ポイント上昇)し、3ヵ月ぶりのプラスとなった。

 既存マンションの成約価格は2,852万円(同7.9%上昇)。地域別では、東京23区が4,075万円(同9.6%上昇)、東京都下が3,112万円(同31.8%上昇)と大幅にプラス。神奈川県が2,373万円(同1.2%下落)、埼玉県が1,935万円(同4.3%上昇)、千葉県が1,459万円(同17.7%下落)となった。

 1戸当たりの成約価格指数は143.2(同10.5ポイント上昇)と上昇。1平方メートル当たりの成約価格指数は146.3(同5.9ポイント上昇)となった。


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