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岡山駅前再開発で都市計画が決定/野村不他

完成予想パース

 野村不動産(株)は3月29日、同社が代表企業としてJR西日本不動産開発(株)、(株)奥村組と共に参画する「岡山市駅前町一丁目2番3番4番地区第一種市街地再開発事業」が都市計画の告示を受けたと発表した。

 同地区は、国の定める「都市再生緊急整備地域」内に位置。岡山市の定める「都市計画マスタープラン」では、広域商業機能やコンベンション機能、居住、医療機能などの集積を図り、市民に高次都市機能を提供。さらに、広域交流および岡山を発信する「都心拠点」として位置付けられている。

 それらを踏まえ、商業施設やホテル、コンベンション施設、アミューズメント施設、都市型住宅などの都市機能を備えた施設整備を図り、地域ににぎわいを創出。また、建物の不燃・耐震化により防災性を向上、道路拡幅や通路整備による歩行者空間を確保し、安全性の向上も図っていく。
 施行区域面積は1.4ha。西街区(住宅・ホテル・店舗)、東街区(駐車場・店舗)で構成。西街区は建築面積約4,100平方メートル、延床面積約6万7,100平方メートル。東街区は建築面積約2,700平方メートル、延床面積約1万6,700平方メートル。

 なお、2022年に本体工事を着工、25年に竣工する予定。


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