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東南アジアで物流施設事業に参画/三井不

 三井不動産(株)は26日、タイ・バンコクで物流施設事業に参画すると発表。「Frasers Property (Thailand) Public Company Limited」の子会社と共同事業契約を締結した。

 同社グループ初の海外における物流施設事業。2物件を開発し、総事業費は合計で53億タイバーツ(約185億円、1バーツ=3.5円)。同社グループの事業シェアは49%となる。
 人口や経済規模の拡大に加え、域内関税の撤廃や交通網の整備等の経済統合が進むASEANの中でも、タイは地理的にその中心に位置し、製造業等の日系企業が多数集積する有望な物流マーケットであると判断し、参画に至った。

 1施設目「バンパコン」はバンコクの東部、バンナー高速道路で入口に近接。敷地面積約30万平方メートル、延床面積約16万平方メートル。2施設目「ワンノイ」はバンコク北部、バンコク市内とメコン圏諸国(ベトナム、ラオス、ミャンマー)とを結ぶ結節点に位置する。敷地面積約24万平方メートル、延床面積約9万平方メートル。

 第I期開業は2020年、第II期開業は21年、第III期開業は22年の予定。


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