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電気自動車と戸建てをセット販売/アキュラH

「ミライの家・Rei」イメージ

 (株)アキュラホームは1日、「ミライの家・Rei」の販売を開始した。7月31日までの期間限定商品で、限定300棟となる。

 同社グループは、太陽光発電を積極的に推進し、販売棟数に占める搭載率は70%に到達しているが、FIT制度の終了や蓄電池が高額であることなどから、さらなる普及が厳しい状況となっている。

 新商品は、全館空調システムを従来の約半額にコストダウンし、ZEH+(プラス)の基準を満たす住宅に搭載。電気自動車(EV)をパッケージすることで40kWh(約800万円相当)の蓄電池として活用できるようにした。これらと太陽光発電と連携活用することで3つのゼロ(全館冷暖房費ゼロ・光熱費ゼロ・自動車燃料費ゼロ)を実現する。

 日産自動車のEV「リーフ」と住宅をセットで2,500万円(税抜)で販売する。なお、ZEH+の住宅には国から115万円の補助金、さらに電気自動車には40万円(19年に購入した場合)の補助金が出ることが決定しているほか、自治体によっては電気自動車の購入にさらに補助金が出る場合もあり、これらをフルに活用した場合、実質負担2,345万円(税抜/東京都)で購入することが可能。


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