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東京圏の物流施設、空室率は横ばい/JLL

 JLLは16日、2019年第1四半期(1~3月)の東京ロジスティクス市場動向を発表した。

 東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県の一部)の空室率は4.1%(前期比横ばい、前年同期比1.1ポイント低下)。東京ベイエリア(東京都大田区・江東区、神奈川県横浜市、千葉県市川市など)は0.0%と前期比・前年同期比ともに横ばい。内陸エリア(東京都八王子市、神奈川県厚木市、千葉県柏市、埼玉県川島町など)は6.3%(同横ばい、同2.1ポイント低下)。新規供給と空室消化が均衡した結果、空室率は横ばいとなった。

 東京圏の月額賃料は1坪当たり4,251円(同0.8%上昇、同1.5%上昇)。東京ベイエリアは前期比0.8%上昇、内陸エリアも前期比0.8%上昇となった。

 同社は、「賃貸市場は、大量の供給が予定されているが、土地価格の上昇および建築コストの上昇を反映して、賃料は上昇傾向で推移する見通し」と予測している。


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