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活発に意見交換できる場を創出/HEAD研

総会の様子

 (一社)HEAD研究会の不動産マネジメントタスクフォース(TF)は21日、アーツ千代田3331(東京都千代田区)にて総会を開催した。

 委員長の橋本樹宜氏(協永ソフトエンジニアリング(株)代表取締役)が、2018年度の活動について報告。18年度は、メンバー間で活発に意見交換できる「たまり場」を3回実施、福岡県での不動産事業視察ツアーも開催した。副委員長が主催する研究会では、「賃貸DIYガイドライン」を検討・作成。賃貸住宅のDIYに際し、建築基準法と消防法における安全にかかわる法の規定を、ユーザー、オーナー、管理事業者が把握できるようにまとめたもので、同研究会のホームページからダウンロードできる。
 併せて、19年度の収支予算も承認。8名の副委員長、事務局とともに活発な活動を行なっていく。

 同氏は、「“不動産業界の智の殿堂をつくろう”を年間テーマとし、副委員長主催による“たまり場”を定期的に実施する。業界で抱える課題や社会に影響を及ぼすニュースを取り上げ、積極的な議論の場としたい。昨年に引き続き、副委員長が培った知見をフォーラム等で発表して情報共有したり、不動産事業者として見ておくべき現場視察会も開催する」と、19年度の活動の方向性を示した。

 「たまり場」は、「不動産ビジョン2030」「海外視察報告」などをテーマに、6~10月の間で開催する予定。


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