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六本木にオープンイノベーションオフィス/日土地

オープンイノベーションオフィス「SENQ六本木」

 日本土地建物(株)は30日、オープンイノベーションオフィスの第4弾となる「SENQ六本木」(東京都港区)をオープンした。

 同オフィスは、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅徒歩1分に立地する築40年のオフィスビル「新六本木ビル」をリノベーションし、コミュニケーションや協業を誘発するワークプレイスに再生した。鉄骨鉄筋コンクリート造地下1階地上9階建ての1・5~9階部分(2,730平方メートル)。

 施設のテーマを「CHANGE THE THEORY」と設定。さまざまなビジネス・情報・エンターテインメントが融合する六本木において、これまでの既成概念や常識を覆すような革新的なサービス、プロダクトの創出の場となることを目指す。

 ルーム(個室)は、約10平方メートルから約600平方メートルまでの豊富なバリエーションを用意。すぐに入居が可能な家具付きルーム、こだわりのあるレイアウトや内装をつくり込めるルームなど、入居者のオリジナリティを表現できる空間を提供する。最上階の9階にはコワーキングスペースに加え、開放的なスカイテラスを設置。コワーキング会員、ルーム会員の利用が可能で、ゲストとの打ち合わせなど利用シーンに合わせてワークプレイスを選ぶことができる。

 同社は同施設の開業を機に、VCファンド(アーキタイプベンチャーファンド2号投資事業有限責任組合)への出資を実行。アーキタイプベンチャー(株)とパートナーシップを構築し、ベンチャー企業の成長に対する支援を一層強化していく。


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