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綱島SSTで学生との共創プロジェクト

 パナソニック(株)は5日、「Tsunashimaサスティナブル・スマートタウン」(綱島SST、横浜市港北区)にて、スマートタウンで保有するセンシングデータとAIに関心のある首都圏中心の大学生の発想力、AI技術を掛け合わせた「AI人材教育・SSTデータ活用アイデア創出プロジェクト」を開始すると発表した。

 パナソニックはサスティナブル・スマートタウンを通じて住民、事業者、行政、自治体、大学との共創による新規事業の創出活動を進めており、2014年にオープンした綱島SSTでは、さまざまなセンシングデータが収集・蓄積されている。

 同プロジェクトでは、19年4月に募集したAI分野に関心のある学生20名に対し、AIプログラムを開発するための知識や技術を研修プログラムを通じて提供。その上で、19年6月からの約4ヵ月間で、学生たちが綱島SST等で蓄積したタウンデータを用い、従来の枠組みにとらわれない発想でアイディアを創出、プログラムを開発しながら、スマートタウンの住民向けのAIを活用したサービスの具体化を目指していく。

 同社は、同プロジェクトを通じて得られたアイディアをまちづくりやサービスづくりに生かし、スマートタウンの利便性向上につなげていく考え。


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