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港区で外国人向け防災イベント/森ビル

約2万人の外国人が居住する港区エリア全体の防災力向上が目的

 森ビル(株)は9日、六本木ヒルズで、港区との共催による「みなと防災フェスタ」を開催した。去年に引き続き今回で2回目。

 区民の約8%に当たる約2万人の外国人が居住する港区エリア全体の防災力向上が目的で、約1,800名が参加。うち約300名が外国人だった。

 港区国際防災ボランティアによる英語での解説に加え、近年全国の自治体でも導入が始まっている「やさしい日本語」(災害が起きたときなどに外国人の分かりやすさを念頭に考案した日本語)を用いて、震災対策や防災に関する参加者の意識の向上と基礎知識の習得を推進。

 全16種類の体験や展示コーナーでは、2018年に運用開始されたヘッドマウントディスプレイを装着した、地震・火災・風水害の災害を疑似体験できる最新鋭の「VR防災車」体験なども用意した。


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