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オフィス投資インデックス、総合収益率上昇

 (一財)日本不動産研究所(JREI)は、2018年12月末の「JREIオフィス投資インデックス(JOIX)」を公表した。全国13都市81ゾーンに設定された地価公示地点からオフィスビル適地を選定し、当該地点上に最有効使用のオフィスビルを設定、調査したもの。半期(6・12月末)ごとに実施している。

 総合収益率(インカム収益率+キャピタル収益率)は、東京都心5区が10.08%(前期比0.55ポイント上昇)、大阪市15.10%(同3.11ポイント上昇)と、いずれも前期と比べやや上昇した。

 インカム収益率(純収益÷期首の資産価値)は、東京都心5区が4.85%(同0.01ポイント低下)と概ね横ばいで推移。大阪市は6.65%(同0.18ポイント上昇)と前期と比べやや上昇した。

 キャピタル収益率(<期末の資産価格-期首の資産価格>÷期首の資産価格)は、東京都心5区が5.23%(同0.56ポイント上昇)、大阪市は8.44%(同2.92ポイント上昇)といずれも前期と比べ上昇したが、大阪市の方が上昇幅が大きかった。


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