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首都圏新築戸建て、成約価格は反転上昇

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は27日、同社ネットワークにおける2019年5月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録・成約価格データを公表した。

 新築戸建ての平均成約価格は、3,550万円(前月比2.5%上昇)と反転上昇した。東京23区が5,041万円(同5.8%上昇)、神奈川県が3,659万円(同2.3%上昇)と3ヵ月ぶりにプラス。東京都下が3,691万円(同2.2%上昇)。埼玉県は3,168万円(同4.6%上昇)。千葉県は2,825万円(同4.3%下落)と唯一マイナスとなった。

 09年1月を100として算出した成約価格指数も100.3(同2.4ポイント上昇)と反転上昇し、5ヵ月ぶりに100を超えた。

 既存マンションの成約価格は2,776万円(同6.9%上昇)と3ヵ月ぶりのプラス。東京23区は3,637万円(同1.7%下落)と下落したが、千葉県は平均築年数のマイナスで1,716万円(同23.6%上昇)と大幅プラス。東京都下は2,557万円(同0.9%上昇)、埼玉県は2,129万円(同10.5%上昇)となった。神奈川県は2,441万円(同7.5%上昇)。

 1戸当たりの成約価格指数は139.4(同9.0ポイント上昇)、1平方メートル当たりの成約価格指数は148.3(同6.6ポイント上昇)と、いずれも上昇した。


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