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会員型コワーキングで実証実験/パナソニック他

「point 0 marunouchi(ポイントゼロ マルノウチ)」イメージ」

 パナソニック(株)は8日、(株)オカムラ、ダイキン工業(株)、東京海上日動火災保険(株)、ライオン(株)、(株)MyCity、アサヒビール(株)、TOA(株)、TOTO(株)と共同で、会員型コワーキングスペース「point 0 marunouchi(ポイントゼロ マルノウチ)」(東京都千代田区)で、未来のオフィス空間づくりに向けた実証実験を開始すると発表した。

 「point 0 marunouchi」は、「東京」駅徒歩3分の丸の内二丁目ビル内に所在。敷地面積は1,082平方メートルで、総席数は220席。空間にまつわる新たな価値やサービスを出創していくための協創型プラットフォーム「CRESNECT」の第1弾プロジェクトとなる。

 各社の最新技術やデータ、ノウハウを活用し、オープンスペースや会議室、仮眠ブースなどにおいて、多様な働き方に合わせた空間コンテンツを導入。実際に働く人の動きや生体情報、設置機器等の運転データを収集・分析し、コンテンツの高度化や新しいサービスの創出に取り組んでいく。具体的には、室内の温湿度や内装のデザイン、照明・音・香り、アルコールも含めた飲食など、さまざまな要素が働く人に及ぼす効率性や創造性、健康への影響を収集・分析。利用者のフィードバック情報も活用し、効果を検証しながら空間コンテンツの高度化を図る。また、空間コンテンツを通じて、働く人の快適性やウェルネスが重要な評価ポイントとなるオフィス空間の認証制度「WELL Building Standard」のコワーキングスペースでの国内初の獲得も目指す。

 料金は個室・月額会員10万5,000円~(税別)、自由席・都度利用250円~/15分(税別)。開業は7月16日。

 「CRESNECT」では今後、ホテルや店舗、高齢者施設、病院、教育施設などの空間でも、新しい価値やサービスの創出を目指していく。


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