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空き家相談士、登録1,400名超目指す

総会の模様

 (一社)全国空き家相談士協会は25日、第5回定時社員総会を開催。2018年度事業報告・決算報告、19年度事業計画案・収支予算案などを承認。任期満了に伴う一部理事の改選を実施した。

 18年度は、独自資格である「空き家相談士」の認定講座を11回開催。312名が受講し、265名が相談士として登録した。協会発足からの累計登録者は、1,151名となった。

 19年度は、組織強化に向け5度目の正会員募集と賛助会員募集を実施。正会員・賛助会員合わせて100社を目標とする。空き家相談士の認定講習を東京・大阪・愛知等で開催。受講者300名を目指し、早期に登録者1,400名超えを実現する。

 また、同協会と同資格の認知度向上に向け、ホームページ等での広報活動を展開。アットホームの「全国空き家・空き地バンク」へコンテンツを掲載し、希望する空き家相談士の紹介を行なう。

 総会で挨拶した林会長は「協会設立から4年が経ち、活動が順調に推移している。認定セミナーは46回を重ね、約1,400名が受講してくれた。不動産業・建設業関係者だけでなく、地方自治体の空き家関連職員や士業、空き家支援協議会関係者などさまざまな方々に受講していただいている。『この資格を今後の活動に活かしたい』といった感謝の言葉もいただいている。今後も空き家問題解決のスペシャリスト育成と技量向上に向け、熱い気持ちで頑張っていく」などと抱負を述べた。


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