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レインズ成約件数、3ヵ月連続のマイナス

 (公財)不動産流通推進センターは20日、全国の指定流通機構の活用状況(2019年7月分)を公表した。

 同月の新規登録件数は38万6,298件(前月比2.0%増)と2ヵ月連続でプラスとなった。成約報告件数は4万6,508件(前年同月比3.2%減)と3ヵ月連続のマイナスとなり、前月比では3.5%減と再びマイナスに転じた。

 物件別では、売り物件の新規登録件数は14万1,474件(前月比2.8%増)と3ヵ月ぶりにプラスに転じた。成約報告件数は1万6,251件(前年同月比2.8%増)と2ヵ月連続のプラス、前月比では再びマイナスに。総登録件数は37万389件(同10.2%増)と27ヵ月連続のプラス、前月比では4ヵ月連続でプラスとなった。

 賃貸物件では、新規登録件数24万4,824件(前月比1.5%増)と2ヵ月連続のプラス。成約報告件数は3万257件(前年同月比6.1%減)と5ヵ月連続のマイナス、前月比では再びマイナスに転じた。総登録件数は42万7,635件(同16.2%減)と51ヵ月連続のマイナス、前月比では2ヵ月連続のプラスとなった。

 売り物件の取引態様別物件数は、新規登録件数では媒介契約が9万8,444件(前月比1.5%増)。そのうち、専属専任が1万7,568件(同3.8%減)、専任媒介が4万4,986件(同3.2%増)、一般媒介が3万5,890件(同2,2%増)となった。

 成約報告件数のうち、媒介契約は1万3,526件(前年同月比1.1%増)。内訳は専属専任が3,827件(同8.2%減)、専任媒介が7,652件(同6.1%増)、一般媒介が2,047件(同2.4%増)だった。


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