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新橋ガード下を商業施設に再生/JR東

「日比谷 OKUROJI」の内部通路の完成予想図

 東日本旅客鉄道(株)(JR東日本)は3日、JR「有楽町」駅~同「新橋」駅間の内山下町橋高架下の開発計画の概要を公表した。東海旅客鉄道(株)(JR東海)との共同事業。

 100年以上の歴史を持つレンガアーチ高架橋と、東海道線・東海道新幹線の高架橋によってできた高架下空間を、新たな商業施設「日比谷 OKUROJI(ヒビヤ オクロジ)」として再生し、新たな賑わいを創出するプロジェクト。

 JR「有楽町」駅、同「新橋」駅、東京メトロ「日比谷」駅、同「銀座」駅からそれぞれ徒歩6分。JR東日本とJR東海の開発エリアを合わせて、総敷地面積は約1万300平方メートル。延床面積は約5,400平方メートル、店舗数は56店舗を計画する。竣工後、JR東日本都市開発と、JR東海子会社の東京ステーション開発(株)が運営を担う。

 幅広いジャンルの飲食店や雑貨・ファッション店を誘致。約300mの通路等により、銀座・有楽町・新橋エリアに新たな回遊を創出。1910年に完成したレンガアーチ高架橋も美化・整備する。

 開業は2020年の初夏の予定。


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