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女性の家計意識調査、節約は「食費」

 (株)エイブルホールディングスは4日、「ひとり暮らし女性と実家暮らし女性の家計事情について」に関する調査結果を公表した。

 同社が運営する“衣食住”で一人暮らしの女性を応援するブランド「MAISON ABLE(メゾンエイブル)」のLINE公式アカウントにて10~20歳代の女性を対象にアンケートを実施した。

 現在、生活の中で節約を心掛けているかという問いに対し、「節約を意識した生活をしている」との回答は“一人暮らし”が69%、“実家暮らし”が88%と、いずれも高い傾向となった。特に“一人暮らし”の女性の方が約2割ほど高く、賃料負担もあるためか、節約を意識していることが分かった。

 何に対して節約しているかについては、“実家暮らし”は「食費」(44%)、「ファッション費」(30%)、「コスメ・美容費」(27%)の順に。“一人暮らし”は「食費」(66%)、「電気代」(43%)、「ファッション費」(36%)となった。

 また、食費に関連して1日の食事頻度を聞いたところ、「1日3食きちんと食べている」との回答が“実家暮らし”のほうが多く、平均値比較では15%の差が出ていることが分かった。「食べたり食べなかったり、決めていない」の内訳では、“一人暮らし”が圧倒的に多く、平均値比較で20%以上の差があった。 

 また、節約方法として「光熱費削減のため、遅い時間まで学校やバイト先にいる」や「家にいてもエアコンや電気を点けない」という回答もあり、危険性の高い過度な節約が伺える結果となった。


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