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練馬のマンションでDIYのイベント

「DIYがっこう」の作業風景
作業終了後の居室。DIYで壁紙を貼り、ドア枠はお気に入りの色に塗り替えた

 オーナー・居住者向けにDIYサポートを行なうユニット「DIYer’s Party」(さいたま市見沼区、代表:DIYリノベプロデューサー・石井 麻紀子氏)は20日、(株)ハウスメイトパートナーズが管理する「本多マンション」(東京都練馬区、総戸数18戸)において「DIYがっこう」を開催した。

 同物件は、都営大江戸線「練馬春日町」駅徒歩8分に位置。1980年築、鉄筋コンクリート造3階建て。空き住戸の2戸をDIY可の住戸として、5月上旬より募集を開始していた。このたび入居者が決まり、クッションフロア・輸入壁紙貼り、ドア枠のペンキ塗り、壁面タイル貼りなどのDIYスキルを、ワークショップをしながら身に付けられる「DIYがっこう」を通して行なうことに。入居者のうちの1組と受講生、DIYを実践しているオーナーなど10数人が、DIYer's Partyスタッフ指導のもと、住戸のDIYに取り組んだ。

 参加者は、同マンションでのDIYをサポートしている(株)夏水組の代官山のショップで入居者が選んでいた、ペンキ(4缶)、輸入壁紙、襖に貼る和紙、モザイクタイル、クッションフロアを材料に作業を実施。22日も同様のイベントを行ない、住居を完成させた。

 「“工具がない”“DIY作業をサポートしてくれる人がいない”ということが、実際にDIYを始めるまでのハードルとなっているようです」(ハウスメイトパートナーズ営業本部東京営業部課長・伊部尚子氏)。そこで、DIYer's Partyが同マンションの101号室に事務所を移転し、入居者のDIYをサポートしていく。

柄がずれないよう、壁紙の柄を合わせている
スタッフに教わりながらドア枠のペンキ塗りをする入居者


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