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キーテクノロジーの企業に出資/阪急阪神不

 阪急阪神不動産(株)が今年8月に設立したコーポレートベンチャーキャピタルファンド「HHP共創ファンド1号投資事業有限責任組合」は、第1号出資を実行した。

 出資先は、キーテクノロジーのスタートアップ「(株)ビットキー」(東京都中央区、代表取締役:江尻祐樹氏・福澤匡規氏・寳槻昌則氏)。本人認証と権利移転のためのプラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォーム)」を独自に開発し、2019年4月からは、同プラットフォームを活用して独自開発した高セキュリティ・低コストのスマートロック「bitlock LITE(ビットロックライト)」を発売している。

 阪急阪神不動産は、今後の急激な技術革新や社会的価値観の変化を見据えた既存事業の競争力強化や新規事業開発に向けて、「Open Network Lab Resi-tech」や「Startupbootcamp Scale Osaka」をはじめとしたアクセラレーションプログラムへの参画や同ファンドによる出資検討等を通じて、スタートアップとの共創を推進している。今後も同ファンドからの出資等を通じたスタートアップとの共創を推進し、スタートアップが有する先端技術や革新的な事業手法と、同社が有する経営資源を、協業を通じて融合させることにより、新たな価値の提供に取り組んでいく考え。


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