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首都圏既存マンション成約、前年比2ケタ増

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2019年9月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は3,589件(前年同月比10.6%増)の2ケタ増。9月としては、1990年5月の機構発足以降、過去最高に。地域別では、神奈川県他を除く各地域が前年比で増加。東京都区部は1,516件(同11.6%増)の2ケタ増となり、8ヵ月連続で前年同月を上回った。多摩は388件(同23.2%増)の大幅増。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は53万7,900円(同4.7%増)、平均成約価格は3,463万円(同5.2%増)と、ともに8ヵ月連続で前年同月を上回った。新規登録件数は1万7,189件(同0.8%減)と、ほぼ横ばいながら3ヵ月ぶりに前年同月を下回る結果に。在庫件数は4万7,660件(同2.1%増)と、52ヵ月連続で前年同月を上回った。

 既存戸建ての成約件数は1,254件(同15.0%増)と、2ヵ月連続の2ケタ増。平均成約価格は3,091万円(同1.5%増)と、3ヵ月ぶりに前年同月を上回った。


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