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19年度前期、定期借地権分譲戸建ては74区画

 (公財)日本住宅総合センターは18日、2019年度前期(4~9月)の「定期借地権事例調査」の結果を発表した。

 1993年2月の定期借地権付住宅1号の発売以降、2019年9月末までに収集した事例数は6,522件・5万6,256区画(戸)となった。このうち、戸建ては5,821件・3万2,139区画、マンションは701件・2万4,117戸。

 期中に収集した事例数は、戸建てが41件・74区画。都道府県別では、愛知県の53区画が最多で、全体の約72%を占める。次いで京都府7区画、大阪府と岡山県がそれぞれ4区画で続いた。土地面積は、最大面積200平方メートルを超える事例が9件と全体の約22%となった。このシェアは11年度以降減少傾向になっており、小規模物件のシェアが大きくなっている。

 マンションの収集事例は11件178戸。前年同期に比べて1件当たりの戸数が約12戸減少した。都道府県別では、東京都が67戸、愛知県が47戸、大阪府と埼玉県がそれぞれ31戸だった。


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